散りゆく桜が美しい

春の日差しが心地よい。
あっという間に時は過ぎて
また新しい季節が始まる。

きっとこれから先も、
たくさんの人たちと出会い
繋がっていくのだろうなと、
心の中でイメージを膨らませている。
すべてがうまくいくように。

 

いくつもの別れと出会いを見守ってきた今年の桜も、満開の時期を過ぎ少しずつ散り始めている。
そうしてもうすぐ今年の役目を終える。

 

 

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卒業してから はや1ヶ月
桜の花も咲き
春のあたたかさを感じさせる
今日この頃

みんな元気かな
長い時間ひとりでいると
なんだかさみしくなる
学校で友達にかこまれていたことが懐かしく
そんな生活を恋しくも思う

いつも一緒だった友達もこれからは別々の道を歩んで行くわけで
自分自身どうなるのか どうするのか
楽しみであり 不安でもある

ここから先がどうであれ
乗り越えていくしかない

つらいことがあってもきっと大丈夫だよね
たくさんの思い出や 友達の笑顔が
いつも僕の胸の中にあるから
いつでもみんなの声が聞こえてくるから


18歳 4月3日
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寂しがりな僕がいて、
卒業式の日はみんなが帰るまで学校にいた。
中学の時も、高校の時も。
卒業アルバムに書いてもらったたくさんのメッセージも、今はとても懐かしい。

あの日以来会っていない同級生がたくさんいる中で、今も会える仲間たちがいることは本当に有難いことだと思う。
これから先もずっと大切にしていきたい。

そしてもし、
これから久しぶりに会える人がいたら
その再会を互いに讃えられたらいいなと思う。

いつもひとりじゃない。
それを忘れない。

 

 

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卒業式
今日もたくさんの思いが交わされる

あったかい日差しに包まれながら
それぞれに刻み込まれる思い出
春の匂い

些細なことでぶつかったね
でも最後はこうして君と笑える

君と共に過ごした時間
僕は決して忘れないよ

僕たちはまだ子供だけど
急いで大人にならなくたって
きっと大丈夫だよね

これから先も
何かあったら聞かせてね
僕はいつでも君のそばにいる

ありきたりな言葉だけど
ありがとう

親愛なる君へ


20歳 3月2日
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ハタチの時に書き残していた。
卒業する子たちのことを思い、
当時の自分と重ねながら言葉を綴ったことをよく覚えている。

さみしさを埋めるように
いつまでも繋がってるよ、大丈夫だよって

自分自身にも言い聞かせるように。

 

 

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二人の少女が別れを惜しむように
変わらない友情を確かめあうように
肩をたたきながら半分泣いてた
あったかい光景だったな


25歳 4月6日
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ある春の日
ベランダから外を見ると、
違う制服を着た2人がそこにいて
偶然に再会した様子だった。
互いに励ましあう姿がとても微笑ましく、

なんだか羨ましくもあった。

不安と期待が入り交じる中でみんな自分なりに一生懸命生きてるんだなと思った。

 

 

 

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それぞれの場所で始まる新しい生活。
重ねる日々が
かけがえのない人生を紡いでゆく。

 

 

 

 

 

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