夏の終わりに思ったこと。

今日で8月も終わり。
夏はいつもあっという間に過ぎていく。
最後の一日は急に涼しくなったし、まるで秋が急いでいるように感じた。

 

僕の中ではずっと、夏が一年の中心にあって、この季節が終わると何かが変わるような気持ちになる。

変わらなきゃいけないって、なんとなく自分がそう思うタイミングでもあるから、環境が変化することも多い。

 

ブログを更新することもせず、ここ最近、思っていたことがある。それは「心の感度」について。

 

繰り返される日々の中で心が鈍感になると、ただ単純に時だけが過ぎていく。

反対に敏感な心で過ごせている時は、日常の中にいろんなことを思い、小さなことにもしあわせを感じることができる。

敏感な心で過ごせていなければ、僕はこういうことを書こうとさえ思えない。

 

何か書いておきたいなぁなんて思って、今までの夏を思い返していたら、

もう十年も前

2007年の夏にこんなことを書いていた。

 

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〜夏と子供とこれから〜

 

 

今年で10年目になる。

 

学生の頃から、毎年夏が来る度に屋外プールの監視員。

幼稚園の頃から毎年遊びに来てる子供達が、もう小学校高学年とかになってるんだ、そりゃこっちも歳とるわけだ。

 

成長過程を見てきたからなんだかちょっぴり親の気持ち。かわいいやつはほんとにかわいい。男の子も女の子も。

 

ちっちゃい子がキャッキャ言いながら遊んでるのを見ながら、優しい顔で見守ってるお父さん、お母さん。

 

でっかいお兄ちゃんの背中に乗りながらいつも笑顔で手振ってくれるかわいい妹。

 

当たり前のように流れているその景色の中に、たくさんの幸せを感じる。

 

いろんな笑顔を見ていて、なんだか涙が出そうになった。
あぁ、こーゆうのが何にも代えられない幸せなのかなぁって思ったんだ。

 

家族ってすごいな。いつかはおれもお父さんになるのかな?
それともやっぱり、いつまでも自分の夢を追ってるんだろうか。

まぁ先のことまではわからないや。。

 

7月14日に妹が生まれた。今日抱いてきた。すごくちっちゃかったけど、ちゃんと動いてた。あったかくて、かわいかったなぁ。

新しい命。

父さんが優しい笑顔で語りかけてた。父さん幸せそうだ。よかった。ほんとによかった。

 

おれの背中で泣き崩れた日から、もう11年も経った。

初めての女の子の子育てに奮闘しながら、幸せに暮らしてくれるといいな。

 

さて、おれもがんばらないと。

 

幸せになるんじゃなく、気が付いたらそこに幸せがあるように、自分の足跡を残していきたい。

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自分の変わらない部分にホッとする気持ちと、あまり変われてないことを残念に思う気持ち、どっちもある。

一つだけ確かなことは、あの頃変わるはずがないと思っていた夢が、今は違う夢に変わったということ。

それだけでも大きな変化か。

 

夏の終わりに思ったこと。

それはいつだってしあわせを感じられる心でいたいということ。

そしてやっぱり夏が好きだし、

夏の終わりの夜に響く、鈴虫の音も好きってこと。

 

 

Love  Life  Happiness